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男はつらいよ 奮闘篇のplaskiのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)
4.5
アマゾンプライムにて。第7作。
この作品は過去2回くらい見たことがあったが、とても印象に残っていた作品。シリーズ中でも私の中でベスト3に入るくらい好きだ。(まだ全作品見ていないが)

異色のマドンナ花子が、とにかく心配で心配で、目が離せない。その花子を助ける寅さんが、本当に優しくて頼もしい。寅さんが一生花子を守ってあげたくなる気持ちも痛いほどよくわかる。とにかく花子が無事に故郷に帰り、一番安心できる場所に落ち着いたのだから、寅さんだって安心したのだろうと思う。

また過去作に登場した実の母、お菊さんや、御前様のお嬢さん冬子さんが登場し、「寅さんユニバース」の登場人物たちも、それぞれの人生を元気に生きているようで、なんだか嬉しかった。登は今作でも登場せず、どこで何をしているやら。

それから、とらやの前を行ったりきたりするギャグ(?)も、今回はつけ髭にサングラスで過去最高のパフォーマンス。最高!

他にもシリーズお馴染みの笑いどころ泣きどころが詰まってます。
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