湊かなえさんの小説が原作のこの映画、軽い気持ちで観始めたけどすごく重くて暗くて黒い内容だったし、すごく面白かった。けっこう好きです☺︎また観たい。
「告白」がテーマで、登場人物たちがいろいろなことを告白していく。なぜ？が分かってスッキリするような告白はほとんどなく、それを聞いてゾワッと体に悪寒が走る告白が多かった。
現実ではあり得ないような内容だけど、現実感にまみれた設定で、この映画で起こったことが実際に起こったことのように思えてしまう。さすが湊かなえさんだな〜
キャストの皆さんの演技もさすがでした。とくに渡辺修哉役の西井幸人くん...！
西井幸人くん自身に、ドラマ『35歳の高校生』で彼が演じた役のように、元気で明るく、どっちかっていうといじられキャラ？っていうイメージをすごく持っていたのだけれども、修哉はそれとは本当に真逆のキャラクター。
「修哉役の子どこかで見たことあるな」って思ってて、でも結局最後まで分からなくて、だからエンドロールで西井幸人の字を見た時にすごく驚いた👀しかもこれがデビュー1年で映画初出演なのもすごい。
修哉くんがこの映画の主人公と言って良いよね、きっと。心が歪みまくった中学生だったなあ😌でもなぜか嫌いになれないし、拒絶も否定もできない子だった。
面白かったのでぜひ観て欲しいです！
