タカナリ

GODZILLA ゴジラのタカナリのレビュー・感想・評価

GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)
3.3
ニューヨークに未知の巨大生物が上陸。人類はその巨大生物・ゴジラを退治するため、あらゆる手段での攻撃を始めます。

初の海外版ゴジラ。
しかし見た目は日本版とは違い、より恐竜に近くなっています。「魚を食べる」「単独で卵を産む」というのも特徴です。
噂には聞いてましたが、魚食べるのはビックリしましたねw

軍隊VSゴジラという構図になりますが、軍の作戦がまぁ薄い。魚でおびき寄せて、来たらバカスカ攻撃。周りの被害なんか関係なし。頭悪すぎる。作戦自体も研究者発信だし。
その研究者の周りも変な奴らばっかりで、邪魔でしかありません。

全体的に人類のバカさ、愚かさ、傲慢さは良く描かれていたと思います。
「そんな事してる場合か」という展開がチラホラ。無断で人の情報奪うとか引いた。
マスコミはいつの時代も邪魔でしかない。

戦いの決着なんですが、私はあまり喜べませんでした。そりゃあゴジラ怒りますよ。全人類が敵になりますよ。
ゴジラが破壊活動だけをしていれば、劇中と同じように喜べたんでしょうけどね。
愛情を見せちゃダメ。

ゴジラのビジュアル自体は嫌いじゃないんですが、ストーリーがいまいちでしたね。