このレビューはネタバレを含みます
ムーンフォールからの視聴。
エメゴジ君はファンから酷評されてるが、モンスター映画なら割と上位。
デカいものをデカく見せる演出は、アメリカでありエメリッヒ監督の十八番。お馴染みの足跡に始まり、桟橋から現れる一連の演出はお手本のような上手さ。
また、他作品と比較してメインキャラが圧倒的に良キャラ(※)。知識も度胸もあって、かつ元カノへの対応も◎。なにより最後みんなでワイワイしてる時に彼が1人哀愁漂う表情してるのはかなり印象深くて株爆上がり。(※芹沢博士は別格)
外見は違えど、反核や人類のエゴも描かれていて、その点では初代の系譜を色濃く引いている。
数あるシリーズを踏まえたゴジラ哲学を考えさせられた一本。