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道のyokoのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
4.0
タイトルは道だが海の場面に始まり海の場面で終わる。

道はよく使われる人生の例えだと思う。あと道が厳しい現実の意味を持つなら海はファンタジー的な生死の始終の意味があると思う。

あまり最初は過大評価やろこれと女優の表情以外そそられなかったが、最後男が砂浜で泣くのだがそのシーンでキョロキョロするのがゾッとしたのでだいぶ評価が上がった。視線が動いているということは動いている何かを見ているということだ。霊体で浮遊する彼女を見ているそして最後は水平線の方に消えたのだろう。

鎖のネタは今見るとダサすぎ、彼の獣性や、綱渡りの洗練さとの比較だろうが、やっぱキツいw金取れるレベルじゃない。最後は失敗したかぼかしてあるが全然ドキドキしない。

トランペットは息吹くだけでは音は出ないのでイタズラっぽく吹くだけで良い音が鳴るのは萎える。
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