ジェルソミーナが映画とマッチしすぎていた。「8½ 」の次に「道」を観たら、いい意味でシンプルかつ単純な物語で観やすかった。プライドの高さが故に孤独になったしまったザンパノが惨めで悲しい人間に感じた…
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1954年
イタリア映画
フェデリコ・フェリーニ監督作品
フェリーニの映画は他に[カビリアの夜]くらいしかまだ観ていない。
怪力自慢の大道芸人ザンパノが、白痴の女ジェルソミーナを奴隷として…
すぐに暴力に走り、酒や女に溺れるシーンが多いザンパノには少し軽蔑もしてしまうが、他人の人生を背負う覚悟や、罪を請け負う覚悟から逃れてしまうザンパノの姿は人間らしさそのもので、前述の行動も含めて共感に…
>>続きを読む昔の映画だけど、観やすくて好きだ。いい味が出ている。
俳優のみんなははまり役すぎる。演技していると思わなく、どこかでああやって生きてた人たちに見えた。
ザンパノ役は見覚えあって、もしかしてと思った…
フェリーニの映画は小説を読んだみたいな感覚になる。最初の90%以上が最後の5~10%のクライマックスの為の準備みたいな。大部分が一見つまらなさそうな内容でも不思議と惹き込まれて集中力が切れないし、最…
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