Gong

道のGongのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
4.5
6.03
海。頭の弱いジェルソミーナを芸で街を歩くザンバノが買い取る。ひどい扱いを受ける。愛嬌があって可愛いジェルソミーナ。我慢できなくなったと街へ出る。街の建物の間で行われた綱渡りの芸をみる。つなわたりの男とザンパノは友人だった。(ザンパノは綱渡り男が好きではないみたい)無断でジェルソミーナにラッパを教える縄渡りにザンパノが怒り警察に捕まる。
「この世の中にあるものは何かの役に立つんだ」
警察を出た男をジェルソミーナは迎えに行く。2人は海の見える街へ。
あんたといるところが私の家、というジェルソミーナ。嵐の夜僧院へ泊まった後、道で綱渡り男に遭遇。ザンパノが殴ると死亡。側溝におとす。全てを見たジェルソミーナは精神不安定になる。
寝ているジェルソミーナを置き去りに。ラッパは置いていく。
4.5年後、ジェルソミーナと同じ歌を歌う女性をみかけ声をかける。ジェルソミーナがここに住んでいて、今はもう亡くなったと聞く。海辺で高熱を出しずっと泣き、たまに日光浴をしラッパを吹いていたがある日冷たくなっていたと。
夜の海辺、砂浜に座り泣き崩れるザンパノ。で物語は終わる。
Gong

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