ナカヤマヒロ

道のナカヤマヒロのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
4.0
ザンパニには覚悟がなかった。
本当にジェルソミーナを失う覚悟とそれを背負って生きる覚悟が。

そういう覚悟のない人間に人生という道を歩く資格は無い。


ザンパニの前には長く曲がりくねったわき道がまだまだ続くが、
自分という人間を知り無から有を感じる思いやりを持てた時初めて、道に戻れるはずである。


必死に生きなきゃいけないよ、おれがな。うん