じゅぺ

道のじゅぺのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
4.5
フェリーニの「道」をみた。芸で日銭を稼ぎ、社会の端っこのギリギリのところで踏ん張ってるふたり。小石だって何かの役には立つ。だけど、それに気づくのが、"いま"だとは限らない。ジェルソミーナへの気持ちを、身体が衰え、彼女の死を知って初めて自覚するザンパノが哀しく切ない。大傑作。
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