のんびり

ザ・タウンののんびりのレビュー・感想・評価

ザ・タウン(2010年製作の映画)
3.6
生まれた環境から逃げ出す事は容易ではなく
結局人生は流されるままに過ぎて行く
人生に対しての視野の広さは生まれる環境で決まると思う

強盗多発地域チャールズタウン
ここでは強盗がまるで家業のように父から子へ受け継がれる
強盗犯として生きるしか道がない主人公

だがそもそも悪い事をしているんだから感情移入はしづらい
例えそういう生き方しか無かった不遇な環境下だとしても
観てる側からすれば
「こいつら悪い事してるしなぁ」
そんな訳で主人公を応援する事も同情する事も難しい

どこか在り来たり感を覚えながらも
終盤クレアの電話シーンは切なくも凄く良い
ただこのテーマであのラストは少し意外でしたね
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