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東京の女のIdeonのレビュー・感想・評価

東京の女(1933年製作の映画)
3.0
 東京で弟とつましく暮らすちか子は、弟の学費を稼ぐため、こっそりと夜の酒場で見知らぬ男相手の商売をしていたが、噂が弟の恋人の耳に入り、弟の知るところとなってしまう。家を飛び出して行った弟の後を追うちか子だったが…というお話。
 水商売がタブーだった時代の悲劇。ちか子に扮する岡田嘉子、恋人役の田中絹代がともに美しく、また、名演である。ウルトラQの博士役の江川宇礼雄が弟に扮しているが、これまた絶世の美男子ぶりに驚く。
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