げんき

県警対組織暴力のげんきのレビュー・感想・評価

県警対組織暴力(1975年製作の映画)
3.9
冒頭の軽妙さ、ギラついた任侠の社会、取り調べシーンに代表される暴力で解決、癒着。
ヤクザの2組も倉島警察も県警も、全員が絶妙なバランスに配置され、自分なりの信念を垣間見せつつ、退けない抗争を続けている。そんな印象。

銃を撃ちたいから警察になった漢が、劇中唯一発砲するのは、自身が認めた盟友に向けて。

どのキャラクターも生き生きとしている。

仁義なき戦いよりこっちの方が面白いな。
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