ENDO

アデュー・フィリピーヌのENDOのレビュー・感想・評価

アデュー・フィリピーヌ(1962年製作の映画)
4.0
自主字幕作成。アルジェリア戦争6年目、徴兵される直前の放埒。2人の女に1人の男。ミシェルの焦りもよそに最後の1日まで全力で遊ぼうにもモラトリアムの桎梏は全編を通して不穏に漂う。労働を一時的に手放してもいずれまた戻ってくるその間隙に絶えず自覚的にならざるを得ない。哀しいぐらいに独りよがりな少女たちが手を振る姿に青春との別れを重ねて。
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