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あしたの私のつくり方のbibliophageのレビュー・感想・評価

あしたの私のつくり方(2007年製作の映画)
3.9
幼き日の前田敦子さんの破壊力にまいりました。不機嫌な顔が魅力的って凄いです。磁力に引き付けられてしまいます。成海璃子さんは目が大きくとっても綺麗です。10代前半の作品でしょうか。小学生にもちゃんと見えました。

寿梨、日南子が小学生の時代から話が始まります。寿梨は目立たない存在、周りに気を使い、同化することで自分を消しています。日南子は優等生だったのですが、何があったのか一瞬でいじめられる存在に。日南子は内に籠る子になってしまいます。小学校を卒業、中学を経て高校1年の時、寿梨はそれまで疎遠だった日南子のメルアドを知り、架空の名前「ことり」としてメールを書くようになります。

「あの頃の私は明日が来るのが怖かった。」「きみのやって来たことは全部無駄なんだよ。」うちの子も、もしかするとあちこちでぶつかりながら、自分のここが嫌いとか思いながら、あしたの自分を作ってくれているのかも...話してくれませんけどね。
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