さ

大人は判ってくれないのさのネタバレレビュー・内容・結末

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

なかなか感情移入先が見つけられなかった映画。子どもと接するのが下手な大人たちが印象的だった。でも主人公のグレ方も酷いけどそれって親の影響なんだろうか…
トラックに乗って街を眺めながら涙を流すシーンは子供らしさがあった。家族の距離感が近づいたり離れたり、2転3転する様子はリアルだった。
勉強を出来ないことを責めるけど家事を任せたり食事だからと言って勉強させてくれない親、矛盾で理不尽な大人だった。
チョークを投げる先生。詩や作文を描いていた主人公だけど誰も褒めてくれない。褒めて貰えていたらもう少し違ったかなとか思う。
大人も子供も目を逸らしあって正面から向き合っていない感じだった
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