大人は判ってくれないの作品情報・感想・評価

「大人は判ってくれない」に投稿された感想・評価

ぴ

ぴの感想・評価

3.8
ヌーヴェルヴァーグ
子供目線での大人の理不尽さや不条理さ、大人になると何故か忘れてしまう。
ヌーヴェルヴァーグならではの特徴的なカメラワークも多く中でも最後のロングショットは印象的。
トリュフォーとレオーの2人で生み出したアントワーヌ・ドワネル。大勢の中にドワネルが紛れていてもすぐにわかるの愛おしい
2l1p

2l1pの感想・評価

4.0
トリュフォーの成功にジャン=ピエール・レオ(ー)は欠かせなかったということだねえ
ShotaOkubo

ShotaOkuboの感想・評価

3.8
トリュフォーのデビュー作にして、その名を世に知らしめた1本。

行き場を失った寄る辺ない少年のストップモーション。

このストップモーションが「明日に向かって撃て!」へと継承され、ヌーヴェル・ヴァーグからアメリカン・ニューシネマへとバトンが渡されます。
きぃこ

きぃこの感想・評価

5.0
子どもの頃の瑞々しさやほろ苦さから片時も目が離せなかった。白黒で鮮やかに浮かび上がる子どもたちの生き生きとした表情に思わず涙した程。きっと誰もが通る道なのに、どうして大人になると「判らなく」なるのだろう。
似太郎

似太郎の感想・評価

4.6
実際トリュフォー自身が人間に飢えている、悪く言えばストーカー気質の監督なのだと思う。虚飾を排した白黒画面が美しい。ラストまで延々と続く風景の「持続」と「停止」が肝。
【世界シネマ大事典】ヌーベルバーグ
【みんなのシネマレビュー】平均7.0点/61人 https://www.jtnews.jp/cgi-bin/sf_rev.cgi?T=4714
Maoryu002

Maoryu002の感想・評価

3.7
12歳のアントワーヌは学校で成績が悪くいつも怒られていた。家庭では両親は息子に無関心で、やがてアントワーヌは学校をサボり、家を出て窃盗を働くようになる。しかし、両親は彼を突き放し鑑別所に入れようとするのだった。

フランソワ・トリュフォー監督の長編デビュー作にして代表作。

主人公アントワーヌの家は普通の中流家庭かと思ったが、やがて不倫するママやのんきで頼りないパパが、ともに子供に無関心で普通ではない環境が見えてくる。
毎日のように、“もう家には帰れない”とボヤくあたりは笑えたが、アントワーヌの行動と両親の反応は急激に深刻になっていく。

子供を否定する教育は何も生み出さないし、ましてや親が突き放すなんてありえない!
教師の“10年後が思いやられる”とか、父親の“競争に負けるぞ”なんて言葉を聞いて、そんなの子供の心には全然響かないよーと思ってしまった。

大人になると、どうしても子供の頃の感性を失ってしまい、子供たちの心に響く言葉が出てこない。
その子供の感性を映像化したところに、この作品の大きな価値があるように感じた。

シュールな映像と観客への投げかけで終わるエンディングには呆然とさせられる。
ヨウ

ヨウの感想・評価

3.8
学校では叱られ、家では居場所を失くす。自分の気持ちなんて判ってくれない大人たちの手から自由になろうと足掻く少年らの静かなる抵抗劇。子どもながらの不満や葛藤が暗さの目立つ映像の中で滲み出ているのがなかなかに凄い。少なからず共感を覚え後押ししたくなる彼らの背中。大人の事情なんて反吐が出る。俺たちは俺たちでやっていこう。自らの力でしがらみから抜け出すその勇姿に拍手。ラストカットが点数のつけられないくらい素晴らしい。解放の喜びを噛み締め清々しく駆け抜ける少年は私の心をも潤わせた。これが映画史を変えた一作か。思ったほどではなかったけどいろんな意味で肝となる名作であることは充分伺えた。フランソワトリュフォー、もっと探っていきたい。
要一

要一の感想・評価

5.0
どこにでもいる子供。ただの悪ガキ。
他の子供より貰った愛が少なかっただけ。周りの大人が少し優しくなかっただけ。
ほんの少し世界が違えば自分だって抱いていたかもしれない感情を主人公が持ってる。
だから恐ろしい。子供の反抗心に恐ろしいくらい共感できてしまう。
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