コキア

紅の豚のコキアのネタバレレビュー・内容・結末

紅の豚(1992年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

予想以上に面白かった!
大人になってから見てみて正解だった。

青い空にもくもくした白い入道雲が浮かんでる背景が綺麗。爽快感!

飛行艇に乗ってる者同士のハンドサインやモールス信号がかっこいい。特に"豚に真珠"って伝えてた時の、人差し指で鼻の下を擦る動作が個人的にグッときた。

空中戦が迫力あって見ていて飽きない。
宮崎駿監督の飛行機を好きな気持ちがわかる気がした。

ポルコの声が渋くてかっこいい。ダンディで男の中の男といったイメージ。豚の姿でもかっこいいなら、そのかっこよさは本物だと思う。

ポルコは何故豚になったんだろう…?
ほんの少しの間だけ人間の姿が現れるシーンが不思議さ、切なさ、浪漫を感じさせる。

死んでしまった戦友達が飛行機の群れに吸い込まれるように向かっていく"飛行機の墓場"のシーンが哀しくて、でもどこか儚げで美しくて印象的。エンジン音が一切なく静かなところも非現実的なことが起こっていることを象徴してて好き。
コキア

コキア