ごんチキン

紅の豚のごんチキンのレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
4.5
ジブリ映画で一番好きな作品っ!!カッコいいだけじゃなく、とても深い作品です✨
過去鑑賞です💦

第一次世界大戦時のイタリア、魔法でブタになったポルコ・ロッソは賞金稼ぎとして暮らしていた。彼の標的になった空賊たちはロッソをやっつけるため、アメリカのパイロットを呼び寄せるというストーリー

宮崎駿監督が憧れていたであろうロマンをすべてぶち込んだ最高の映画です🤩
飛行艇、銃、男女、アドリア海…すべてがオシャレでカッコいい👏
セリフも歌もすべてイカしてる✨

劇中でポルコがブタになった理由は語られませんが、僕は「"(戦時中の)狂った世界"に染まりたくなかったから」だと思います🤔
「戦争に参加して友達を失った」という話もありましたが、それで人間に嫌気がさしたのかも😓
何かに縛られる人間ではなく、自由になる動物を選んだのでしょう

そして主人公がイヌでもネコでもなく、ブタである理由🤔
「豚野郎!」という悪口があるように、ブタは家畜であり、卑下される存在です😣
卑下されて飼われて食べられる…宮崎監督はそんなブタを"管理された人間"として描いたのかもしれません

「飛ばない豚はただの豚だ」
という名言も、僕には「管理される人間は"社会の駒"だ」という意味に聞こえますね🙁

飛ばないはずのブタがグラサンをかけ、真っ赤な飛行艇で空を飛ぶっ!!
もしかすると、本作は"自由になりたい人々or卑下されている人々"の希望を描いているのかもしれません😊
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