Leonroot

耳をすませばのLeonrootのネタバレレビュー・内容・結末

耳をすませば(1995年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

子どものときは、ただの恋愛モノだと何も感じなかったけど、大人になって観たら号泣した。

勉強しない雫に対して叱ることもなく、何やってるかも分からないのに、そこまで真剣に頑張っているなら応援すると言う父親にまず泣いた。

地球屋のおじいちゃんが、知り合ったばかりの雫をまるごと受け止めて、「よく頑張りました。あなたは素敵です」って認めてくれる姿にもう号泣。

雫の親だったら、聖司の親だったら、あなたはどうする?そんな問いかけでもあると思う。

恋愛モノだと見せかけて、実は親子愛や人間愛を描いた作品だと気づいて、個人的ジブリランキング上位にランクインです。

そして私は圧倒的に杉村がいい!
フラれても雫への態度を変えない、雫と夕子の仲を気遣うが故に一連の出来事を黙って、中学生でこんな配慮できるなんて。。。
いい奴すぎるぜ、杉村!
Leonroot

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