ジブリはほとんど好きな作品ばかりだけど「耳をすませば」は特にお気に入りな作品。
何かに一生懸命打ち込む自分、恋をしてる自分、将来に対する不安を抱えながらも進路を前に進める自分。
気づけば物語に引き込まれ、そんな昔の自分を主人公や物語に重ね合わせている。
ティーン独特の雰囲気が素敵!
気づけば自分は社会人になって何年も経つけれど、あの頃の気持ちがまだ熱いまま記憶に残ってるようだった。
この映画を見るとどこか心が躍る。
そしてこの作品のよさは街、そして空の描かれ方にあると思った!作品の舞台になっている町の特徴は一言で言えば「坂」なのでは。その高低感を雫が階段を駆け下りるシーンや地球屋の横の階段を見下ろすシーンなどで素敵に描かれてるし、空に関しては冒頭、雫が夏休みの学校へ登校するシーンの夏空の描き方!
人が生きるうえでこのような感性をもつことがどれほど素晴らしいことであるのかをこの作品は教えてくれるような気がする。
また聖蹟桜ヶ丘に行きたい!