SHIDOU

エデンへの道/ある解剖医の一日/死体解剖医ヤーノシュのSHIDOUのレビュー・感想・評価

1.5
劇場公開当時高校生だった。
制服を着て学校帰りにBOX東中野に観にいったことを思い出す。

死体解剖医のドキュメンタリーということだったが、解剖のシーン以外は非常に退屈で、実際途中で寝てしまった。

つい先日、DVDレンタルされているのを発見し、懐かしさもあいまって鑑賞。

だが、結局解剖のシーン以外は特に惹かれるものはなかった。

解剖のシーンはグロテスクといえばそうだが、ああ、そうだよね、という感じ。

ナレーションで、

ここには魂はない

と言う言葉が流れるが、
日本人の死生観とは噛み合わず、解剖中、解剖後の扱いをみていると、ああ、解剖されるのはいやだなあ、と感じてしまった。

興味本位で見ているこっちが悪い。そんなよこしまな気持ちでみるような映画ではないのだろう。

だが、DVDになって、タイトルが
エデンへの道から、死体解剖医ヤーノシュになっているのをみて、まあ、とはいえ需要はそこに興味がある層だわなあ、とこれもなんだか妙に納得してしまうのだった。
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