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花田少年史 幽霊と秘密のトンネルのqpのレビュー・感想・評価

2.0
 邦画は死後の世界や幽霊を扱う作品が多いですが、本作は一回死んだことにより、幽霊と話せるようになった少年が中心となって話が進みます。

 思い描いていたストーリーと違ったからか、何を描きたいのかがいまいち分からなかった作品です。最終的に幽霊や人のつながりは分かるのですが、1つ1つの人間関係の描写が尻切れトンボの様相を示していると思います。なぜそのような言動に至ったかが分からない場合が多かったです。

 子役の演技は良かったです。須賀健太のやんちゃな演技には新鮮さが感じられました。1人1人のエピソードは尻切れトンボになってたと感じながらも、聖子役の安藤希、壮太役の松田昂大、桂役の鬼頭歌乃もいい味を出していました。

 借り物競走はもっとラストであれば、もっと感動できたな~と思いました。
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