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無宿者のありがとうのレビュー・感想・評価

無宿者(1964年製作の映画)
3.6
やきうにたとえるとだな。いかにイチローが大谷翔平がスゴイ選手だろうと一人じゃ試合に勝てないのと同じで、いかに雷様一人が凄かろうとな。何を目的に映画を製作するのか。誰のために製作しているのか。良質の映画が必ずしもヒットに繋がらないジレンマ。聞く耳持たないワンマン体制のデメリット。映画界のアセンデットマスター市川雷蔵。真似の出来ない本物感が漂うが、これはどうしても雷蔵じゃなきゃ務まらない役という訳ではないので。レベルの高さは敷居の高さ。観客のニーズを考えるのは、役者でも監督でもなくプロデューサーのお仕事です。
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