転生Moljiana

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスの転生Moljianaのレビュー・感想・評価

3.3
『ローグワン スターウォーズストーリー』公開まで後4日……。今回は一斉公開は無いらしく、私の地元では最速が10:20の回、ユナイテッドシネマ系列では0:00丁度に上映するとの事ですが、皆さんどの回で観るんですかね?

そんな訳で後4日だってのに予習開始とはね……。まあサボりにサボりを重ねていた私が悪いんですが、7作品も終わるかなぁ……。
では気を取り直して開始します。今作は『スター・ウォーズ』シリーズ旧三部作の前日譚を描いたシリーズ「新三部作(プリクエル)」の第一作目。旧三部作の主人公、ルーク・スカイウォーカーの父親であるアナキン・スカイウォーカーの幼少期に焦点を当てた作品。

公開当初は世界中から叩かれ、人によっては無かった事にされているアイマス2並の黒歴史作品である本作。悪評はわんさか聞いてましたが百聞は一見に如かず、なるべく(フォロワーの為に)擁護しようと、金曜ロードショーで去年放送された際に視聴しましたが、いやー……これどうなんだろう……。

まあ何が酷いってやっぱジャージャービンクスですよね。Filmarksどころか世界中でうざいと嫌われているキャラクターですが、個人的にはうざいというかデザインが気持ち悪い……。だってEP4を踏まえると此奴ってチューバッカのポジションですよね?何でこの爬虫類で務まると思ったんだろう……。
後、気持ち悪いといえば今作のストーム・トゥルーパーポジションのバトルドロイド?
このデザインで良いと思ったの?
こんなのが人気出ると思ったの?
これでグッズ売れると思ったの?
後は通商連合のボスであるヌート・ガンレイも乾物みたいだし、レースの場面での双頭の司会者も気持ち悪いだけだしさぁ……。別に気持ち悪いキャラなんて旧三部作でも有りましたよ。それこそジャバ・ザ・ハットが典型的じゃないですか。でもあれは辺境の大悪党のデザインとしては大正解だとは思いました。でもジャージャービンクスの何が酷いって所謂キモカワ役を狙っている所が……モウテニオエナイ。スターウォーズにはR2-D2という究極の萌えキャラが居るのに烏滸がましいと思わなかったのかな?

他にちょっと……と思ったシーンとしてはそもそもの設定の飲み込みずらさ?初見時は最初の説明文の三割は理解出来ませんでしたし、EP4の様なロマンの有るスペースオペラを期待していた当時の人からしたらこんな外交話期待外れでしょうなぁ……。
他にはある外国の方の意見で「EP1は人物同士が会話しているシーンが多すぎる!」という意見が有りましたが、本当にその通りというかジェダイ評議会と議会に関しては本気で睡魔が襲う位退屈でした。旧三部作はもはや説明不足というレベルで、そういうシーンはカットされてましたのにね。

前アカウントからの文章を引用し過ぎて、口調が酷くなって参りましたので、次は誉めに転じようと思います。端的に言うと、今作の何が良いってやっぱりレースとダース・モール戦ですよ!
レースは何より疾走感が有りますし、目線視点と俯瞰視点とレーサーの表情を適度に見せているので状況も理解出来ましたし、何より飽きませんでしたね。
ダース・モール戦はもう有無を言わさず最高でしょう。登場シーンからまず格好いいですし、何よりEP6から技術の進歩が一番顕著に見えます。途中で起きる悲劇も師から弟への継承という意味ではかなり感動的なシーンでした。

因みに前アカウントの時の文章を1年振りに見てみたら「センター試験が終わったので視聴。数学IIBはカス」との文言が。もう1年前ですかぁ……、全てが懐かしく感じる……。
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