近藤健太郎

ジャッカルの日の近藤健太郎のレビュー・感想・評価

ジャッカルの日(1973年製作の映画)
3.8
プロの殺し屋の手口をじっくりと描写していく。後半過ぎてくると、嗚呼あの時のあの努力や描写はこのためにあったのか、と感動を覚える。

しかし運の良い大統領だ。
車で移動中、140発の銃弾を喰らいながらも同乗者共に傷一つ負わなかった。
前にかがんだ瞬間、

「えっ??」

って思わず口に出してしまった。

狙われた大統領の頭部は着弾を免れた。運がいい。

積み上げた努力が崩れ去っていく刹那的なシーン。何度でも観たくなる。

午後ローカットverでもここまで見せてくれるのだから、是非とも劇場版を観てみたい。