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ジャッカルの日のShinMakitaのレビュー・感想・評価

ジャッカルの日(1973年製作の映画)
3.2
☆mixi過去レビュー転載計画(スナイパー映画編)



1963年、アルジェリア独立に反対した地下組織OASはドゴール暗殺を計画。これまで世界中で数々の暗殺を成功させてきた凄腕「ジャッカル」に仕事を依頼する。「ジャッカル」はすでに死亡しているダガンという人物の出生証明を手に入れパスポートを作成、パリを下見後、ヨーロッパ中を移動しながら変装準備・改造銃調達などを行い、記念式典出席の為人々の前にドゴールが現れる日を待つのだった。しかしその間、OASのリーダー・ロダン大佐の部下が当局に逮捕され、「ジャッカル」の存在がフランス警察に知られてしまう。「ジャッカル」という名と金髪・英国人という特徴を手がかりに、フランス警察1の捜査官ルベルは捜査を開始するのだが・・・


「ジャッカルの日」



誰もが知っているフレデリック・フォーサイスの原作を映画化した大作。狙撃の瞬間までの地味な物語にも、全く退屈させられることなく緊張感が維持されます。ぶっちゃけ、マダム・モンペリエを殺した時点で引き返すべきだったねジャッカル^_^
・・・映画開始130分後、冷酷非情なこの男にふさわしい最後が待ち受けています。演じるのは、こいつしかいないってくらいハマリ役のエドワード・フォックス。ルペル警視は、のちに「RONIN」や「ミュンヘン」などで活躍した大御所ミッシェル・ロンズデール。二人とも淡々として、気負った演技をしていないのがリアルでよかったです。
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