ポールトーマスアンダーソンの
映画初めてかも。
こんなかんじなんや。
すごい不思議な
良い意味で違和感が多い映画。
何のための?何を意味してるの?
的なアイテムみたいなのが多い笑
限りなく消化に良い恋愛映画。
恋愛映画やで!と言って良いのか迷うほどあっさり塩味。
カロリーゼロ。物足りないぜ。
一見普通そうなのに
気に入らないことがあると
物に強烈にあたってしまうという
キレやすいちょっと変わった主人公が
自分を愛してくれる女性に出会う話。
ま、その間にトラブルが色々起こってるワケ。
人恋しさか?焦りからか?
主人公は愛のテレフォンサービスを
利用するんですが、
「金をよこしな、さもなければ個人情報をぶちまくわよ」っつー詐欺に遭う。
相手組織は彼に何度も電話をかけてきて
なかなかまけないし
組織は力ずくで払わせようと
主人公のところまでくるしで散々。
普通に主人公悪く無いじゃんね。
ま、その結末もこの映画の終盤で
かたがつくワケだけど
なぁんかパンチが足りないしなんなん??なんなん?この映画?となる。
面白さを求めず飯食ってる時寂しいからなんかそれっぽいの垂れ流してぇな、あんま中身ないやつ。と思ったら最適かも。
この映画のカバーは終盤あたりのシーンで、これもそうなんだけど
やたらと写真のフレームを意識させるような撮り方が多く印象に残る。
枠、枠、枠...何を意味すんだろか。
主人公には、
ブチ切れすぎやろ!!と言いたくなる
シーンが何個もあってウケた。
確かにあんなに口うるさい姉が何人もいるとなるとあぁしたくなるのかもな。
姉たち、弟の人生に口出ししすぎだし。
そこまで心配してくれてる
存在もありがたいのかもだけど。
てか姉いなかったら
彼は運命の人にも会えなかったか!笑
個人的には「ウェンズデー」のパパ役のルイスガスマン出てきて吃驚。
映画もたくさんでてらっしゃるのね。