あつぼう

パンチドランク・ラブのあつぼうのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
3.9
こういう一癖も二癖もあるラブストーリーは大好物です。
監督が【ブギーナイツ】や【マグノリア】のポール・トーマス・アンダーソンなんで一筋縄で観れる映画が出来るはずもありません。
ちょっと興味本位でテレフォン・セックスをしたばかりにバリーは追いつめられていきます。精神的に不安定なバリーに追い討ちをかけるように恐喝がはじまるけど、愛する人が傷ついた時・・・。最後に愛は勝つって事です。愛の力は偉大やって思える映画ですよ。

恐喝する胴元をフィリップ・シーモア・ホフマンが演じてるけど、いつもと全然雰囲気が違いました。電話でホフマンとサンドラーが言い合いをするシーンがあるけど、あれは日本語字幕を入れる人を困らせるぐらい汚い言葉を連発してました(笑)。この二人の言い合いは一見の価値ありです。

小道具の一つとしてマイレージを使ってるけど、マイレージを貯めるためにバリーがする事が結構笑えますよ。
そこまでしてマイレージを貯めたいのか?って感じです。

アダム・サンドラーは本当に幅広い演技が出来る素晴らしい俳優だと再確認出来る映画でした。
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