わたし

パンチドランク・ラブのわたしのネタバレレビュー・内容・結末

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

あんまり好きじゃない。

主人公バリーがセクシーギャルとエロい話ができる電話をかけたが詐欺集団で、恐喝される。バリーは屈しないが、これと同時期に知り合った、一生に一度の恋と思えるほど好きな女性リナとのデート中に詐欺集団に襲われ、リナが負傷したことにキレて集団を返り討ちにする。集団のボスのところへも乗りこみ、よくわかんないけど決着をつけて、リナとも仲直りで終了。

ストーリーはいたって普通だが、バリーの人柄&言動と、所々に出てくるモチーフとなるアイテムの意味が理解不能なのとで「変わった映画」という印象を受ける。
ぶっ飛んでる、とまでは思わない。

バリーは口うるさい姉たちに囲まれて育った影響もあり、精神的に少しまいっている。
姉たちにうるさく干渉されたり、人格を否定するようなことを言われたりしても、微笑みながら反論せずに我慢しているが、キャパを超えると突然プッツンして窓ガラスを蹴り割ったり、トイレを壊したり、泣き出したりしてしまう。
この癇癪が見ていて性に合わなかった。

あとピアノを拾うのはまだしも最後リナに会いに行く時なんで持って行ったのかとか、マイレージを貯めるためにすごいプリンに執着したりとか、キレて詐欺集団のボスの元へ乗り込むとき電話を耳に当てたままとか、ボスが降参だって言ったらもう終わりとか(警察に突き出したり、1発くらい殴ったりしろ!)、いろいろ共感できないことが多くて(共感は求めてないだろうけど)好きになれなかった。

ただリナに許しを請うとき、二ヶ月待ってくれればマイレージがたまってどこへでも一緒に行けるから、マイレージがたまるから、って真剣に口説いてたのは少しお茶目で可愛かった。
わたし

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