LEE

アレックス・ライダーのLEEのレビュー・感想・評価

アレックス・ライダー(2006年製作の映画)
3.3
ドニーさんがアクション監督ということで鑑賞
ちょっと物足りなさを覚えるスパイ映画だった


本作の主人公は中学生
しかし彼がドジを踏むせいで見ててイライラする……のではなく彼を起用したMI6にイライラした
彼を駒としてしか見てなく死ぬことをなんとも思ってないのがどうかと思うし、そんな彼らが報いを受けるということもなく映画が終わっていくのには愕然とした
あと敵のボスの作戦の杜撰さも気になった。爆弾は首相以外も一応は起動できるようにしとけよ…
それとラストいきなり主人公の同級生がポッと出てきて活躍しててびっくりした


アクションも正直消化不良
ドニーさんの作った立ち回りは面白いんだけどカットをちょっと割りすぎだし、それ以上に肉弾戦の量が少ない!
きちんとした肉弾戦が縄で戦うシーンと家政婦のアクションってのは物足りない
カット割すぎがなんでドニーさんのせいじゃないかというと、カーチェイスとかでもかなりカットを割っているから
多分編集の人がアクション担当の意見を汲まずに編集した結果こうなったんだろうと思うので非常に残念
オリヴィエメガトンの映画を若干思い出したりした(そこまで酷くはないが…


ストーリーもアクションも物足りない一本
DSがスパイグッズになったりと面白い要素もあっただけに残念…
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