和歌山県の太地町で行われているイルカ追い込み漁を糾弾するドキュメンタリー。
このドキュメンタリーの面白みはイルカ追い込み漁の現場を撮影するために実行する作戦のスリリングさにある。
ドキュメンタリー班が車で現場に近づくと何故か別の車が現れあとを追ってくる。
なんかすごいそれが不気味で、フィクションみたいな出来事だし、それがましてや日本の田舎ですからね。
闇をみた感じがした。
イルカ漁問題についてはなんとも言えないなぁ、家畜を屠殺する瞬間とか見ても多分そういう気持ちになるんでしょうけど、僕らはそれらの肉も喜んで食うし、動物園や水族館でも楽しむわけでね。
ただあの血まみれの水面を見せられると。
あと人間がとても野蛮に見える。
