山内

精神の山内のレビュー・感想・評価

精神(2008年製作の映画)
4.5
労働は流れてくる情報に対する判断の連続なので、この映画の時間のようなひたすら判断を留保して、映されたものを見て、話された言葉を聞く時間が懐かしかった。
誰かの言葉を聞くというのが、その言葉の字面の意味を読み取るというのではなくて、その人がどこでどのように生きてその言葉を発しているかまで思いを巡らせることだという至極ふつうなことに気付いた。
とてもおもしろかった。
山内

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