Shu

ウォンテッドのShuのレビュー・感想・評価

ウォンテッド(2008年製作の映画)
3.5
「ウォンテッド」を観た。
これは全米で人気のグラフィック・ノベルの映画化。
いつも上司に怒られてる平凡な若者ウェズリーは謎の美女フォックスとの出会いにより、自分を取り巻く環境全てが激変してしまう。秘密暗殺組織"フラタニティ"の一員として迎えられた彼は、やがて新しい世界で戦い抜く決心をする。
このフォックスがアンジェリーナジョリーなんですが聞くところによるとアンジェリーナ・ジョリー主演作歴代第一位の大ヒット…
いや主演はウェズリー役のジェームズ・マカボイでは?
そうなんだけどアンジーが銃持って打ちまくると嵌まりすぎる。主演に見えてもしょうがない。
まぁそれはおいといて最初テレビでちょっとしたシーンや出演者みて「あ~いつものっぽいなぁ」
なんて「ハンコック」みたいなこと思ってたんですが…
監督が「ナイト・ウォッチ」で一気に名が知れ渡ったティムール・ベクマンベトフ監督でロシアで低予算ながらめっちゃセンスのいい映画を撮った人。この人をハリウッドはほっておかなかったんだね。この監督が撮ったって知ってにわかに興味が湧いて観にいった。
単刀直入に言うと…オモシロイ!!
平凡なサラリーマンが突然とある組織に君には人にはない才能があるから仲間になりなさいって言われるところがなんか「マトリックス」っぽい気もするけど古の時代からの暗殺組織とかが「ナイトウォッチ」っぽい。
アンジーのタトゥーはなにげに「ケープフィアー」のデニーロみたいだとか思ったりするけどまぁそれは差し引いても面白い。
銃撃戦やカーチェイスもその手の作品に慣れすぎてる人が見ても充分楽しめる。撃った銃の弾道にしても弾がまっすぐ飛ばずに、前にいる人をカーブして避けて後ろの標的を撃ち抜いたりもうありえ~~ん!と思うんだけどもしかしたら曲がるかもしれないって思わせるw
ストーリーはそんなに斬新ってわけじゃないけど脚本が頑張ってる。最初ダメダメな主人公が成長して最後は007以上のスーパー暗殺者になっていく感じは爽快感があってラストはスカッとすること間違いない。
バイオレンスシーンがちょっとキツイようでR指定ついてる。
後半の列車でのシーンはもう前のめりになったくらい見入った!

(2008年09月23日レビュー転載)


注意)↓半調文字はちょっとネタバレ気味です。




でもネズミは可哀想・・・・

あとあのお風呂欲しい!!!!(見た人は解かります)
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