MasahiroOhta

トレインスポッティングのMasahiroOhtaのレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
3.5
ずいぶん前にDVDを借りて観ようとして、途中で寝てしまって以来、観ようともしてなかった。
今回はTOMATOの記念展示に関連して、underworldがサントラに参加してる当作が上映されたのでリトライ。

英国の1996年当時の貧困層の閉塞感てこんな感じだったのかな…という資料的な魅力もありつつ、無軌道で、色んな意味で「弱い」若者たちの青春譚。
極端な悪人はいないけど、彼らは常に何かしら罰を受けながらその度に「このままじゃいけない」と思う何人かと、そう思わない何人かに別れていく。
今回ちゃんと観るまではやはり音楽とドラッグのイメージばかりが強かったんだけど、「地元でバカやってた仲間と、あるきっかけで訣別して大人になろうとする」という定番のストーリーラインをシッカリやりきっているオーソドックスな作品だった。
さすがダニー・ボイル。

観た後に、懐かしさとともに「あいつら今頃どうしてるんだろ」と思ってしまった(続編製作は決まったらしいけど



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