あつぼう

ブラブラバンバンのあつぼうのレビュー・感想・評価

ブラブラバンバン(2007年製作の映画)
2.5
素晴しい演奏を聞いてしまうと気分高揚して服を脱ぎだしてしまうのが面白かったです。でも結局はそれだけで、これといった特徴がない青春映画でもありました。
【リンダ・リンダ・リンダ】などと較べると盛り上がりに欠けてしまうし、チームとしての一体感をかんじなかったです。
音楽って不思議なもので聴いた音楽によって癒されたり、気分を高めたり出来ますね。普通の人よりも感受性が強すぎて欲情してしまうのが、この映画の主人公百合子で、そんな彼女の行動は最初誰にも理解されません。
吹奏楽部の再建に乗り出すけど、男の子は下心丸出しやし、女の子は嫉妬するし前途多難です。
吹奏楽部の再建がテーマやけど、どうしても百合子が脱いでしまうのかって展開になってしまうので盛り上がりそうで盛り上がらないんです。
演奏する音楽の選び方はユニークで、加藤茶の「ちょっとだけよ~」の音楽を演奏するんです。これも部員が百合子を脱がしてやろうって魂胆が丸見えなんです。なんかピンクの照明でこの音楽ならちょっといやらしいですから。
もう少し全体的に練りこめば楽しめたけど、薄っぺらい人物描写など問題点は山積です。
あつぼう

あつぼう