録画鑑賞。
ハザラ人という存在を初めて知った。
あまりにも世界情勢に疎い私を恥じながらも、映画から学んでいく。
アフガニスタンの生活を初めて知った。
凧が数えきれないほど空を舞い、子供たちの歓声が響いていたかつてのカブール。
そんな中でも既に存在していたハザラ人への差別。
裕福な家庭の息子のアミールと、兄弟のように育った、ハザラ人の使用人の子どもハッサンとの友情物語…
ではなかった。
後悔と贖罪の旅をするアミール。
荒れ果てた祖国、大切な人々の不在、やり場のない喪失感。
重い作品だった。
ずっと、心に残り続ける。
ラストの凧が空を舞うシーンで涙した。