オーウェン

君のためなら千回でものオーウェンのレビュー・感想・評価

君のためなら千回でも(2007年製作の映画)
4.0
舞台となるアフガニスタンの空気がまず違っており、そこにいるかのような土地勘を感じられるフォスターの演出を誉めたい。

そこから主人の息子と召使の息子の交流。
戦時下からの離脱から再び故郷に戻っていく流れ。

中でも特に印象的なのが凧揚げ大会。
家の屋根から地面から子供たちが上げる凧は、冒頭とラストで確実にその意味が変わる。

歴史を入れながらもあくまで人間が中心のドラマになっている所に好感が持てる。
オーウェン

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