このレビューはネタバレを含みます
レスターは死ぬ運命なのか…という事は彼自身のナレーションで分かってたけど…。
冒頭のビデオのシーンなどで犯人は彼か!と思わせるミスリード。よく出来たストーリーでとても面白かった。
アンジェラの姓が「ヘイズ」なのはロリータを意識してるのかな?
友達の両親を見て
「あの2人、セックスはご無沙汰よ」
とか言っちゃうアメリカの女子高生のオマセっぷり怖…と思ったけど、ちょっと背伸びしてただけの普通の女の子だったのか…という事が最後に分かってホッとした。
アンジェラといざ事に及ぼうとした時、ハッと我に返るケヴィン・スペイシーの表情が良かった。
一番大切にすべきものが何だったのか…気付いた頃には時すでに遅し、っていうのが何ともやり切れない。
あとレスターの家庭よりも、リッキーの家庭の方がよほど病んでるなぁと思った。
異常なほどゲイを毛嫌いするリッキー父、実は自分も同性愛者だったのか?
私はそう受け取ったのですが、どうなんでしょう。