新参者のV担なのでまだまだ知らないことだらけですが、Netflixでカミセンの映画がみられるなんてありがたい！
自担の映画は内容なんて二の次にして楽しむべきだとはわかっていつつも、やっぱり明らかにサイテーな脚本や演出だと萎え萎えになってしまうことを最近初めて知ってジャニオタの階段をまたひとつ登ったえび担のわたしですが、このコズミックレスキューはめちゃくちゃよくて驚きました。
宇宙の描写はメリエスもびっくりの無邪気な感じだったけど、重い過去を抱えたごぉくん、真面目だけど思い切りのいい健くん、生意気末っ子(そして華奢)なオカダ、という3人のキャラがよく合ってるし、何より演技が上手いのでストレスフリーだね。
2003年ということは17年前で、すなわち20代前半の3人なわけだけど、襟足長めで肌を焼いてて肌荒れもしてたりして、オカダに至っては華奢すぎて服が余ってるし(今やいつだって肩周りパンパンなのに！！)、男たちに容易に組み伏せられたり(今や圧倒的に組み伏せる側なのに！！)……などなど当時の彼らの姿を閉じ込めてくれているという観点においてわたしはアイドルの映像作品を責める気にはなれない。つまりいくら『オレたち応援屋』の脚本や演出が最悪だったといえど、大きなスクリーンで躍動するA.B.C-Zの5人を観た時の感動はプライスレスなわけで。そう思うと、脚本に倫理的な破綻がなく、観客にわかりやすく媚びることもなく、カミセン3人の演技も周りの役者たちの演技もすばらしく、SF設定も頑張っているこの映画は合格に決まってるんだよな。ジャニオタとしてうらやましいの一言。
勤続25年のV6は常に最新がいちばんかっこいいけれど、25年コツコツと積み重ねてきた仕事があっての今なので、過去の仕事を再訪していくのもおもしろい。次はヒメアノ〜ル観よ
