アイルランドのダブリンを舞台に、ソウルミュージックのバンドを結成した労働者階級の若者たちのお話。
演奏シーンがふんだんに使われており、音楽的なパワーが半端ない良質なバンド映画だった。やっぱりこの類の映画はライブシーンで魅せてこそ。
物語り的にはトラブルだらけだけど、音楽に関しては、みんな確かな自信を感じるのが凄い。見た後に知ったんだけど、キャストのほとんどは現地のミュージシャンなのか。だからこそのあの雰囲気。めちゃくちゃ納得。
筋書き自体はバンド映画特有のよくある話ではあるんだけど、演奏シーンが本物だから、凄く説得力のある出来。