キレるおじさん映画は好きなのだが、こちらはその中でもこういう人いる系のキレるおじさんが堪能できる。
ジャケットからして最高。
我々が生きる社会生活の中に潜んでいる…かもしれないおじさんとしてこのマイケル・ダグラスは記憶に刻まれた!
そしてこの男のように爆発させてしまうかは別としてこいつの狂気はギリギリ誰もが持ち合わせていそう。
家に帰りたいのに邪魔されたらムカついちゃう人が武器を手にしてしまったら…
まぁそもそも彼は帰っちゃいけないんですが。
自分の邪魔をしない、関係ない人には危害を加えない感じ、間違えて発砲したのをわざとじゃないと謝る真人間アピールが逆に怖い。
撃つときは撃つんですねって思って怖いっす。
怒りや暴力、歪んだ男らしさなども考察できる映画だけどジャンル映画的にサクッと観れて飽きない。
ぶちギレマイケル・ダグラスを追う刑事のキャラクターも良い。
正義感は強いがうだつがあがらない感じ。
ぶっ飛んだ犯人を覚醒が待たれる刑事が追う展開もジャンル感あって良い!
こんな映画観たことない!とかではないので肩の力を抜いて観たらちゃんと面白いと思える。