マッシュroom

アラクノフォビアのマッシュroomのネタバレレビュー・内容・結末

アラクノフォビア(1990年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

幼少期のトラウマによりクモ恐怖症の医師は
年老いた町医者の後継者として
自然豊かな村へ家族と共に越してくるが
引退するはずだった町医者が急遽引退を取りやめた事により
生活の基盤を失いかけてしまう。
そんな中、唯一親切にしてくれた夫人の突然死に疑問を抱くが
受け入れてはもらえず孤立してゆく主人公だったが…




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          ネタバレになるので
  ↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓






内容よりも演出重視
獲物を狙うかのように猫の傍に向かってゆく蜘蛛と
絶妙なタイミングで猫を抱きしめる飼い主。
家具の後ろに群がり
部屋中をはい回る蜘蛛の姿にゾワゾワ…
何でもない物まで蜘蛛に見えてる程、敏感になってしまう。
シャワーを浴びる女性の胸の谷間からおヘソへつたい
排水溝へと逃げゆく様や
逃げ場を失った主人公を追い詰めるかのように
2階の窓越しからいっせいに糸を垂らしておりてくる蜘蛛など
まるで意思を持っているかのような蜘蛛の撮らえ方
本物の蜘蛛を使っての演出は見ごたえもあったし
昔のロードショーで放送してそうな雰囲気も良かった。
茶色の大きい蜘蛛は苦手だけど
蜘蛛の顔ってとっても可愛くて好き。