まず驚きはなんといっても劇中で主人公が観ていたテレビで『イウォーク物語』が放送されていたこと。おそらく『イウォーク物語』。
今までにそんな同じ状況を見たのは『ストレンジャー・シングス/シーズン4』第3話のみ。ウィルが観ていたテレビで放送されていた。
調べてみると、なんと『イウォーク物語』は台湾では1987年1月11日から放送されているではないか。1989年に放送が始まった日本よりも早い。
『ナイルの娘』の80年代は日本人には親しみやすい。
主人公が日本の漫画「王家の紋章」にハマっていたり、彼女が働くケンタッキーでは中森明菜の「DESIRE -情熱-」がかかっていたり、マクドナルドや東芝の看板が見えたり、ディスコで大人数が踊っていたり、日本人には親しみやすい。
ストーリーよりも当時の日常を味わっているようで楽しめました。