死んでしまった夫からある日、突然届いたラブレター。それが全ての始まりだった…
突然の悲劇により最愛の夫ジェリーを失ったホリー。彼の死を受け入れられず絶望に打ちひしがれる彼女のもとに、ある日1通の手紙が届く。その手紙の差出人は今は亡き夫ジェリーからのものだった。それから毎月1日になるとジェリーから消印のない手紙が届く様になり…
ストーリーはこんな感じ。
35歳の若さで脳腫瘍のために亡くなった夫ジェリー。そんな夫から届くラブレターは自分の死からホリーに早く立ち直ってもらいたいがために届くんだろうなぁ…って観ながら最初は思っていた。送られて来るラブレターにはジェリーからのこうして欲しいと言うことが書かれていてホリーはそれを実行していく。最初は寝室に素敵な明かりを買ってっていうもので、その後の手紙には"僕の服は捨てて"とか"アイルランドに友達と旅行して楽しんで"ということが書いてあった。ジェリーからの指示に対して行動していくホリーは、ますますジェリーへの思いが募っていく。
"逆効果だな"って思っていたが、これも全てジェリーには想定内の事だったんだな。
"彼女は僕の事を忘れない。でも彼女は本当の自分を忘れている"…それがラブレターに託したジェリーの本心だったんだな
"僕と出会う前の夢を持っていた自分に戻って欲しい"
それがジェリーが切に願っていた事だったんだよな。自分が死んだ後でも、ホリーの人生は続いていく。だから立ち止まらないで前に進んで欲しい。
凄い好きだったんだなホリーの事が…
彼の本心が解った時は泣けたなぁ。死んでも彼女に対する愛情の深さに…
極力エモくならない様に演出してる所も良かったかな。だって作品の後半ぐらいまでジェリーが何で死んだのか解らなかったし
お葬式のシーンも、お別れ会みたいな感じはあったけど式って感じのものは描かれなかったしね…
だから、あらすじだけ読んでガッツリ泣きたいと思って観るとガッカリするかもな…
