RyanMihawk

ふたりのRyanMihawkのレビュー・感想・評価

ふたり(1991年製作の映画)
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女子中学生に付き纏うありとあらゆる暴力が写っていて怖くて泣いちゃいました🥺

実加も痴漢されるような歳になったんだなあ、ではない💢果てしなく父親がクズ
女子中学生にガチ恋する大学生は気持ち悪いやろ(しかし、私はセーラームーンやおにいさまへは許せる)

色々と許せへんこと連発なのでシラけた気分で見そうになるがそんなことはなく、なんだかんだで2時間半の長尺を飽きずに見れる
幽霊の姉と腕を回して一回転するところ本当に良かったし
幽霊出現のキーとなるからくり時計もメルヘンさと不気味さのバランスが良くて好き
そして映画終盤に父親の不倫相手が押しかけて来て地獄の面会が行われるところがあまりにも最低すぎてテンション爆上がりした
あの親父のこの世の終わりのような顔、主人が悪いんですと謝り続ける母親、思い詰めてる若い女…
1日くらい風呂に入らなくても死にはしないのに、なぜ家庭というのはそんなことを徹底させることに執着してしまうんでしょうか そういうことしかやることないから母親は病に臥し、父親は不倫し、娘は孤独になるのだと思った
最近見なくなった価値観が写ってる…かつて沢山あった何か…現代ではあまり見ない美学…と思いながら見ててだんだん若おかみは小学生に脳内で接続されてきたことは書いておきたい
RyanMihawk

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