ふたりの作品情報・感想・評価

「ふたり」に投稿された感想・評価

takayoko

takayokoの感想・評価

4.0
すごく良い作品だけれど、EDは「お前が歌うんかい!」って感じで笑ってしまった。
ごじ子

ごじ子の感想・評価

2.0
石田ひかりを筆頭に登場人物の話し方がどうにも嘘くさくて集中できない。ぶつ切りのエピソードが詰め込まれて長く感じられる。原作に忠実な作品らしいので、映画の主な役割は監督が見たい見せたい映像を原作小説と尾道という入れ物で具現化したものということになろう。短い映像詩が次々と提示される「青春ファンタジー詩集」であり、嘘臭さは演出のうちと割り切れば漸く入っていける。要は美しい尾道と美しい姉妹の美しい青春。
主題歌とサントラが
映画を何倍にも
いいなぁと思わせてくれると
再認識した作品。
大林監督はそこが本当にうまい!
幼い頃から好きな映画の一つ
生者と死者の考え方や姉妹の劣等感など感じられる青春ファンタジーです
Osamu

Osamuの感想・評価

4.2
おもしろい。

姉を亡くした女子中学生の、家族や友人、大人たちとの対話の話。

人は人に愛され、憎まれ、求められ、疎まれ、生きている。そんな物語だ。感情をぐわんぐわん揺さぶられた。

ロケーションが魅力的。墓場の階段を登るロングショットが最高。

主題歌の切ないメロディがいい。エンドロールで監督が歌ってるよ。スゲエ。

これは好きだなあ。大林宣彦監督っておもしろい人なんだろうな。
obao

obaoの感想・評価

3.8
@シネ・ヌーヴォ
死んだはずの姉が妹を助けるために現れる青春ファンタジー。
ではあるが、一方では生者が死者を思うエゴの部分も描かれている。
そして、子ども社会の残酷さと大人の打算的な世界も並行し、一筋縄ではいかない大林ワールドなセンチメンタリズム。

今作が初主演の石田ひかりが精一杯に演じている姿が眩しくもあったが、あるシーンで一瞬バストトップが見えてしまっていることにドキッとする。今ならば、若手女優たちの入浴シーンでは水着に類したものを付けるのだろうが、当時は?或いは大林監督はそれを許さなかったのだろうか?

娘を亡くした母が富司純子さんの危うさとリンクする。
ヒロインを疎む中江有里や島崎和歌子の眼差しの冷たさ。
尾美としのりは、大林作品では王子様であり、
妻と愛人が対峙した時の、まるで置物然とし身じろぎひとつしない岸部一徳が…動かずにその精神状態を伝える演技に喝采をしたかった。

死者を忘れてしまうことと新たに死者の幻影を作り出すことで、少女は成長してゆく。
ほろ苦くも残酷である、瑞々しい青春だった。
第九コンサートのシーンでの演出意図はよくわからないが、すごく刺激的映像でした。

【大林宣彦映画祭】にて
原作は読んでいない。20代の頃に一度観ていてそのときからのイメージにより、本日久しぶりに観ても本編開始当初からずっと泣き続けてしまい、観賞の妨げになるほどだった。
昔観た90年代にはとても感動して、ところがそれから大方25年位経過しており、その間にはこのふたりの様な作品というのを何の警戒心もなく面白いものと捉えてしまって本当に良いのだろうか、という様な考えに揺れた事もあって、久しぶりに今シアターで観たからといって昔と同じ様に面白いと思えるのか気になったが、無駄な自身内議論であった。
めっちゃ心うたれた、、、
小学生のときに赤川次郎の原作を読み、感動して見たこの映画。
テーマ曲の「草の想い」の美しく切ない心地良さ…
おーば

おーばの感想・評価

4.0
新・尾道三部作の第一作。当時NHKで放映された90分版を見た後、劇場で150分版を鑑賞。もう27年も前のことだけど、石田ひかりと中嶋朋子の素晴らしさははっきり覚えている。
主題歌「草の想い」は大林監督と久石譲のデュエットが素敵だけど、中嶋朋子版も心に沁みる。
この作品の後、「はるか、ノスタルジィ」「青春デンデケデケデケ」と傑作を連発することなり、その意味でも記念碑的な作品でした。
Tyga

Tygaの感想・評価

3.7
立派で憧れであった姉の死を家族が乗り越えるまでのお話と妹が姉の背中を追うことをやめて自分の意思で道を作っていこうと決めるまでのお話。

第九のシーンとマラソンのシーンは超いびつで面白い。
姉が憑依したように思える瞬間。

毎回色んな作家の原作を相手取って、その筋を大幅に変えることもなく、それでいて自分の映像に仕上げてくる大林監督はすごい。
>|