大林宣彦監督の尾道シリーズ作品。
コンプレックスを持っていた妹がそれを乗り越えて、成長していく姿を描いた青春映画。
儚い青春時代を幽霊の姿でフォローしてくれる姉・中嶋朋子と
その姉を慕い、憧…
ストーリー全体の作りは少し雑な様に感じるが、それ以上に風景、言葉選び、俳優達の表情に惹き込まれる。
実加が呼ぶ「お姉ちゃん」という声は、しっとりとしていて何処か寂しそうだけれど、まだ姉に甘えていた…
赤川次郎作で一番思い入れある。
ナイーブ、ヒステリー、摩擦、少女から女に付き纏うとりあえずなんかもう吐きそうってヒリヒリに親近感。磯の香りが蘇るいつしかの尾道もクラシカルな調度品もここら辺は映像の方…
姉の幽霊が初めて出てくるところの映し方が良かった。全身を映さずに足元、片手などを上手く映している。マラソンのシーンでは姉だけを別撮りにして風景に貼り付けていて面白い(『時をかける少女』でも出てきた手…
>>続きを読む海外の方が日本映画をコラージュしたyoutubeのサムネの石田ひかりがかわいすぎて何の映画かなーと辿ったらこの映画でした。
1991年の作品。
原作は赤川次郎で昔読んだことがあった。
モダンな日本…
尾道三部作の、さびしんぼう、から6年後の新尾道シリーズ。
他の方のレビューを見ると概ね良い評価ですが、自分にはイマイチでした。
150分は長すぎます。
不慮の事故で亡くなったお姉ちゃんが、ゴース…
30年ぶりにU-NEXTで鑑賞、色々覚えているものだな。
冒頭で石田ひかりが「草の想い」をアカペラで歌い始めると音楽が流れ始めるところ好きだな。久石譲がたっぷりと曲を提供している。
今見ると尾身とし…
あのお家はどこら辺にあるんだろう。最後のシーンでミカが小説を書いている窓の大きなお部屋、良すぎる。
大林宣彦の映画は不気味で気持ちが悪くて何とも言えない気分になる、でも後味は悪くない。映画が終わっ…