このレビューはネタバレを含みます
音効がメインの映画ってなかなか無い。でも主人公が音効になった理由も、主人公が音効という地味な職業である必要性がしっかりと存在する。
ただストーリーは意外と平坦。特に”誰が“暗殺暗殺したとか、サスペンスだけどそういうディテールはあまり重要ではなくて、あの結末に向かってゆっくりと進み続ける2人の関係性が悲しい。だからこそ終盤の花火のような綺麗なものと悲しいものの対比がベタではあるんだけれどもより際立つ。
でもリポーターに会うときになんであんな怪しい奴にひょいひょいついていけるのとか、2人で行けよとか普通にツッコミどころは多い。サリーはなんだこいつって感じの女だし。