レモンとマストロヤンニ、この2人が嫌いな人なんて聞いた事がない。
レモンはアメリカの航空会社の副社長でナポリを訪れていた、着くやいなや仕事仕事で、もう完全に心も体も疲れている(この辺りは『お熱い夜をあなたに』に似ている)
そこへ現れたマストロヤンニが人間味溢れるイタリア男を好演していた。
2人でババという伝統菓子をたべるシーンでは口の周りがクリームだらけ(^^)なんてキュートなオジ様なのだろう! 最高の絵図です。
最初は心がやさぐれているレモンは、その内なる“良い人感”が溢れ出んばかり?で、役的に大丈夫かな?と何故かヒヤヒヤしました。
忘れてはいけないのはレモンのピアノの名演奏!素晴らしい腕前でした。