とり

THE 4TH KIND フォース・カインドのとりのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ミラ・ジョヴォヴィッチが普通の人の役柄!
今にも飛び蹴りを発動しそう、ということもなく、本当に普通の女性でした。新鮮。
もともと第四種接近遭遇ネタということを知ってたし、あの名作「未知との遭遇」がサードカインドなので、最初から内容を知った上で観ました。
全然知らないで観るとけっこう先が気になるミステリー映画になったのかなぁ?ちょい残念。
鑑賞後はトンデモ映画に分類されました。
フェイク映画…古くは食人族、最近(既に古いけど)ではブレアウィッチの系統。
ミラが本名で登場し、再現事件を演じるという、入れ子みたいな構造になったドラマ。
ぼんやり鑑賞してると、本当にあったお話なんですよ!と何度も何度も主張してきます。
当時の本当のビデオテープなんてアイテムもあって、説得力を持たせてます。
とにかくフェイクなんだから、事件の真相はどうだったのか?なんて想像するのはまったく無意味。
たまに大きな音でびっくりさせたりちょっと卑怯なところもあったけど、概ね楽しめました。
雑音だらけのビデオテープとかなんか変な声が入ったカセットテープとか、あれはとてもよかった。
シュメール文明を研究してるっていう博士エピソードがもっと見たかった。続編かスピンオフを作ってぜひ活躍して欲しい。
映像特典の役作りについてのミラインタビュー。
とても熱心に、当時の本当のフィルムを何度も何度も見て研究したと言っています。
とても純粋でいい人なのか、はたまた全て計算づくの悪魔のような女優さんなのか。
とり

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