あにお

ドアーズのあにおのレビュー・感想・評価

ドアーズ(1991年製作の映画)
3.5
『ボヘミアン・ラプソディ』『ロケットマン』の流れで再鑑賞。ただのバンド伝記映画かと思ってたけど、オリバー・ストーン監督が60年代を描いた3部作のひとつらしい(by Wiki)。なるほどわからん。
主演がヴァル・キルマー、その相手役がメグ・ライアンということで、『トップ・ガン』ファンには胸熱…個人的にはトップガンのメグ・ライアンあんまり印象に残ってなくてごめん。もう一度観返すべきか。

オリジナルのメンバーはこの映画の出来をよく思っていない的な話をどこかで見ていたので…、そう言われると素直に楽しめない。ジム・モリソンがこれを観たらなんて言うだろうか。怒り狂うだろうか。道化を演じてやったぜ、と満足げに笑うだろうか。ただバンドを崇拝するように美しく描いただけの映画ならなおのこと存在意義ないし、難しいところだ。
とかいってドアーズってそもそもあんまり知らないんです、ごめん。

当時の時代を描いたものとして観れば、分からんなりになるほどと思うし、ヴァル・キルマーの演技はほんとすごいので、逆にドアーズというバンドに特別な思い入れのない人こそ観るべきかも。
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